ボトックス 小顔 注射 効果 副作用

小顔になりたいとお悩みの女性の方が多くいらっしゃるようです。現在の美容治療では憧れだけで終わっていた小顔を実際に実現する事が出来るようになりました。ボトックス注射により、小顔を実現する効果が期待できるのです。ボトックス注射とは、もともと大変重大な食中毒を引き起こす原因となる猛毒と言われているボツリヌス菌から、Ａ型ボツリヌス菌だけを抽出し、そのＡ型ボツリヌス菌が持つ筋肉や神経の活動を鈍らせる性質を利用して、小顔効果を実現するために開発された注射です。ボトックスという治療薬は、１９７０年代から多汗症などの治療に効果があるため利用されてきているうえ、販売も特別な講習を受けた医師のいる施設で、事前に登録票を送らないと売ってもらえない事からもいえるように、安全性は確かなものと言えますが、頻度はかなり低いながらも、人により重い副作用がでる可能性はあります。ボツリヌス菌によって産生されるA型ボツリヌスが毒素であるため、使用上の注意を熟読した上で、用法および用量を厳守し、眼瞼痙攣、片側顔面痙攣および痙性斜頸以外には安全性が確立していないため絶対使用しないことが大切です。ボトックス注射により小顔効果を実現するためには、人により重い副作用がでる可能性がありますので、経験豊富な皮膚科専門の医師と充分相談のうえ使用することをお勧めします。

１９８０年代に入るとボトックスという治療薬は、美容治療に取り入れられるようになり、ボトックスを注射することによってボトックスの成分である、Ａ型ボツリヌス菌が持つ筋肉や神経の活動を鈍らせる性質を、顔のエラや体の一部であるふくらはぎや脇などに応用させ、痩せる効果やわき汗を抑える効果があることが発見されました。所要時間が短く手軽にできると人気を呼んでいるボトックス注射とは、ボツリヌス菌Ａ毒素を製剤化したものを注入するしわ改善法で、笑いジワや額の横ジワなど、それに眉間のシワというような表情ジワの原因となる表情筋の動きを制限する治療法です。効果はおよそ２か月から６か月程度とされており、効果を持続するためには定期的に注射を続ける必要があります。このようにボトックス注射をすることによって小顔を実現するという事が可能になっています。ボトックス注射をすることによって小顔を実現するという治療法は美容先進国のアメリカではかなり以前から行なわれていたようです。日本では美容目的のボトックス注射は比較的新しいものですが、日本人には強い小顔願望を持つ女性の方が大変多く、美容への関心も大変強い人種であることから、ボトックスは急速に普及してゆき、現在では相当な数の美容クリニックや皮膚科などでボトックスを使ったシワ治療や小顔治療に効果があると導入されています。

ボトックス注射によって小顔効果を実現する治療を行なおうとお考えでしたら、ボトックスの副作用に対しても経験豊富な皮膚科専門の医師に確認しておくほうが賢明だと思います。基本的にボトックス注射は小顔治療だけでなく眼科や神経内科などの医療治療法として利用されていることが多いので、特に問題はありませんが、その時々の体調や個人差による体質の違いなどにより頭痛などの副作用がでる場合があります。頭痛などの副作用の原因として、ボトックス注射で小顔治療を行なう時にボトックス製剤の中の成分に含まれている、ボツリヌストキシンの作用が強く働いてしまった場合が考えられます。しかしながら、ボトックスの効果が切れてくると副作用の症状は無くなり、長期間におよぶ頭痛などの副作用に悩やまされる心配はありませんので安心できるようです。ボトックスで小顔治療を行なった後の副作用というのは、痛みや薬の量など、施術を行なう担当医師の技術により差がある場合が多く、ボトックス自体に問題があるという事では無いようです。リスクが少ないと言われるボトックス治療においてもその性質を理解することと、しっかりと話し合い、経験豊富な皮膚科専門の医師と共に最良の方法を導きだす事が大切だと言えます。また、薬剤アレルギーや妊娠中の人など、それに授乳期間中の人は、ボトックス治療を避けたほうが良いでしょう。ボトックス治療後、約半年間は、妊娠しないようにしたほうが賢明ではないでしょうか。